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農産物(県産品)

いちご(Strawberry)

2014年11月7日(金)

県下で栽培されている品種はほとんどが大粒で甘みの強い「とよのか」。果汁たっぷりでみずみずしい熊本のいちごは、芳醇な味わいで子どもから大人まで根強い人気があります。また、熊本県のオリジナル品種「ひのしずく」は平成16年から本格的な栽培を始めた新しい品種で、鮮やかな紅色と上品な甘味が特徴です。

 

収穫期間中、一株から平均約600~700グラム(2パック)のいちごが収穫されます。

収穫期間中、一株から平均約600~700グラム(2パック)のいちごが収穫されます。

暖かいビニールハウスの中で、葉っぱの間から白い花と真っ赤に色付いた大粒のいちごが顔をのぞかせています。生産量、栽培面積ともに全国3位(H19)を誇る熊本では、玉名、八代、鹿本地域をはじめ県下全域で栽培が行われています。


 

 

 

 

栄養価 食品成分

 (科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より引用 可食部100グラム当たり)  いちご 生

 ・エネルギー
34kcal ・水 分90.0g ・蛋白質0.9g
 ・脂 質0.1g ・炭水化物8.5g ・灰 分0.5g
 ・カルシウム17mg ・リ ン31mg ・鉄0.3mg
 ・ナトリウム微量 ・カリウム170mg ・マグネシウム13mg
 ・亜 鉛0.2mg ・銅0.05mg ・カロテン18μg
 ・ビタミンB10.03mg ・ビタミンB20.02mg ・ナイアシン0.4mg
 ・ビタミンC62mg ・食物繊維1.4g   

注意:この成分値は、画面で紹介している農産物の分析値ではありません

 

生産の様子

 

ポット育苗定植収穫出荷調整
◆ポット育苗
毎年、5月~6月に親株から伸びてくるランナーからいちごの苗を育てます。生産農家では苗床に親株を植え、大切に育てながらランナーが伸びる季節を待ち、栽培面積10アールあたり8,000株の苗をポットで育てます

◆定植

9月上旬から段階的にハウス内へ定植します。花の咲く向きを一定方向に整えるため、苗の位置を確かめながら慎重に作業を進めていきます。苗は養分をぐんぐん吸収して約1ヶ月で開花。11月には真っ赤に実った1番果の収穫時期を迎え、2番果、3番果―と5月下旬まで続きます。

◆収穫出荷調整

いちごに傷がつかないように、収穫は気温の低い朝早くから行います。ハウスの中で収穫されたいちごはすぐにちぎり箱ごと4~5度程度の予冷庫に保管され、摘みたてのまま果肉を引き締めます。それからいちごに傷がつかないように手作業でひとつひとつ丁寧に選別しながら300グラムにあわせてパック詰め。「いちごには表と裏があるって知ってた?パック詰めする時にはイチゴの表側を上に向けて並べるの」と生産者。共同集荷所に持っていくまでは、パックに詰めたまま自宅の予冷庫に再び戻し、鮮度保持に努めます。


 

生産の工夫

 

土づくりマルチ栽培玉出し作業

◆土づくり

ある農家では数年前から化学肥料を一切使わず、すべて土には有機質のボカシ肥料を使用しています。「以前と比べて確かに味が良くなった」(同生産者)と言うように、おいしさに加え「安心・安全」ないちごづくりに取り組んでいます。

◆マルチ栽培

マルチは水分調整ができるだけでなく、寒い時期には夜間の放熱を防ぐので地温を暖かく保つことができます。また、果実が土で汚れる心配もありません。最近では、作業の効率化と収量安定のため開発された「高設栽培」も一部採用されています。

◆玉出し作業

約30センチの竹串を土に挿していきながら、花を畝(うね)の外側(通路側)へ、葉を反対側へ固定していきます。果実の着色を良くしたり、効率的な収穫を行うための大切な作業です。


 

 

管理体制受粉電照栽培

管理体制

ハウス内で地下に水路をつくり排水を行うなど、一定湿度を保っています。このためカビによる病気が発生せず、健康で丈夫な株を育てることができます。また、冬場になるとハウス内の温度を5℃以上に保つため、暖房や電照用の電気がきちんと動いているか、農家の人たちは毎日すべてのハウスを見回ります。

◆受粉

小さな白い花にハチがとまっていますね。交配のためハウス内には巣箱が置いてあり、たくさんのミツバチが放飼されています。最近は低温や曇天の時などにも元気に飛びまわるマルハナバチを導入する農家も少しずつ増えてきています。

◆電照栽培

冬になると夜が長くなり、いちごは成長を抑えるようになってしまいます。そこで11月中旬~3月中旬には日没から明け方にかけて電気を照らして、いちごの生育を促します。


 

備考

◎玉名郡横島町では県内外から農大生等のファームスティ(農業実習)を積極的に受け入れており、若いいちご生産者の育成に努めています。また昨年からは地元農家に民泊する「消費者招待交流イベント」を企画。全国約2,000人の中から選ばれた消費者10人が実際にいちご栽培を体験したり、恒例となった「横島町いちごマラソン大会」を開催するなど、さまざまなイベントを通して地元特産品のPRに取り組んでいます。


 

食品の栄養や機能性

 

豆知識

◎見分け方・選び方
果実の色つやがいいもの。ヘタが新鮮で変色していないことがポイントです。

 

◎保存方法
すぐに痛んでしまうので買い置きはおすすめしません。買ったらすぐに食べましょう。

どうしても保存が必要な場合はヘタを切り取らず、そのままラップに包んで冷蔵庫に入れて下さい。

 

◎洗い方
ヘタをつけたまま、ささっと水洗い。ヘタをとると水っぽくなりやすく、せっかくのビタミンCも流れ出してしまいます。
 


 

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