◆整枝 ニガウリは生育旺盛なので、どんどんわき芽が発生します。 そのため、余分なわき芽を摘みとる作業(整枝)を行い、養分の集中を図るとともに、株全体の風通しを良くして、病気の発生を抑えます。残った枝は元気良く伸びていくので、支柱を立ててヒモでくくるなどの作業(誘引)を生長にあわせて行い、長期収穫に耐えうる高品質のニガウリを育てます。 | ◆栽培状況 肥料が多すぎたり、少なすぎたりすると、ニガウリの葉や茎、果実に病気が発生する原因をつくってしまいます。そこで、生産者たちは、整枝誘引作業のほか、肥培管理にも細心の注意を払い、品質の良いニガウリが長期収穫できるよう努めています。また、病気になった株や果実は、早期に除去するよう心掛けています。 | ◆収穫 開花から20~30日前後には収穫期を迎えます。品種によって異なりますが、長さ約30センチに育った若いニガウリを6月~10月中旬頃に収穫し、表面のイボを傷つけないよう注意しながら、一つひとつ丁寧に出荷選別していきます。 |