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農産物(県産品)

そば(buckwheat)

2014年11月17日(月)

そばを育成する条件は、水はけの良さ、昼夜の寒暖の差が大きく涼しい気候、それにきれいな水。雄大な阿蘇では、どこまでも広がるゆるやかな傾斜地と高冷地特有の気候、それに清冽な伏流水と三拍子揃った環境で、優れた品質のそばを生み出しています。
 

 

ざるそば

ざるそば

阿蘇高原の波野村、南阿蘇の久木野村を中心とした一帯では、平成元年頃からそばの栽培が拡大し、恵まれた環境でたちまち県下随一のそば生産地に成長しました。無農薬への徹底したこだわりで評価が定着したこともあって、現在阿蘇地域では274ha、216tのそばが生産されています(H15年度)。
手打ちそばの店も次々とオープンし、波野村、久木野村、南小国町などでは村おこしにも一役買っています。


 

栄養価 食品成分

(科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より引用 可食部100グラム当たり)  全層粉の場合

 ・エネルギー361kcal ・蛋白質12.0g ・炭水化物69.6g
 ・カルシウム17mg ・鉄mg ・カリウム410mg
 ・亜 鉛2.4mg ・カロテン0μg ・ビタミンB20.11mg
 ・ビタミンC0mg ・水 分13.5g ・脂 質3.1g
 ・灰 分1.8g ・リ ン400mg ・ナトリウム2mg
 ・マグネシウム190mg ・銅0.54mg ・ビタミンB10.46mg
 ・ナイアシン4.5mg ・食物繊維4.3g  

注意:この成分値は、画面で紹介している農産物の分析値ではありません

 

 

生産の様子

 

種播き中耕培土(育成)花時

種播き

そばは湿気を嫌う作物。田んぼを転用して栽培する場合はとくに、丁寧に耕して畦立て(土を盛り上げる)する必要があります。
 秋そばの種の播き時は、初霜の下りる時期の70日ほど前で南阿蘇の場合は8月初旬~8月下旬ごろ。あまり早く種を播くと、葉枝が茂りすぎて倒伏しやすく、減収し、また、遅すぎると霜の害を受けます。
 播き方は畦の上に2~3列の筋を作って播く条播きか、または散播き(ばらまき)を行います。

中耕培土(育成)

条播きの場合は、種を播いて20日後に中耕(浅く畝を耕すこと。根の呼吸や吸収を高める)培土(根元に土を寄せて、茎が倒れるのを防ぐ)を行います。
この作業を行うと、草取りと同様の効果も得られます。
散播きの場合はとくに必要ありません。
そばは元来、日照り(乾燥)に強く、育ちが早いので雑草害に強い植物。
 

◆花時
真っ白で可憐な花が咲きます。ライムグリーンと白の爽やかな絨毯が阿蘇の山裾の畑を埋め、美しい風景画のよう。
花の時期は25~30日間。この白い花が褐色の実に変じ、実が7割方黒くなったらいよいよ収穫期です。

 

収穫乾燥粉ひき
◆収穫
完熟すると実が落ちてしまうので、一般的に、7割方実が黒くなったら刈り取りです。
収穫にコンバインを使う場合は、葉茎が緑のままだと実離れが悪いため、わざと霜に2、3回合わせて葉茎を枯らしてから行います。
◆乾燥
乾燥には天日干しと乾燥機がありますが、生産地では乾燥施設を使っています。
乾燥機にかけるまえに選別機にかけて、余計な雑物を取り除き、低い温度でゆっくりと乾燥させます。
 
◆粉ひき
そばは、「とれたて、挽きたて、打ちたて」と言われるほど、鮮度にこだわる食物。しかし、年間を通じて生産できるわけではなく、新そばの時期はごく短いのです。
一般に、冷涼で昼夜の温度差のある産地ほど、収穫されたそばは香りに優れ劣化が遅いと言われ、まさに阿蘇は栽培にピッタリ。
ちなみに新しい良質なそばは、そば殻を取った粒が薄い緑色をしており、古くなるほど色褪せていくそう。
粉を引いたら、できるだけ早くいただくことが肝心です。
 

 

食品の栄養や機能性

 

そばの豆知識

ざるそば

◆副食品と合わせることによる効能

ルチンはビタミンCと一緒に摂る事でより効果が期待されます。
わさびや大根おろし、青ねぎなどを添えるとよいでしょう。デザートにいちごなどを取るのもおすすめです。
また、せっかくそばを食べるのだから全そばを、と思いがちですが、つなぎの小麦粉を加えることにより、より良質なたんぱく質が生成されるそう。それぞれ単体ではたんぱく価がそば粉で74、小麦粉で55ですが、ニ八そばにすると81に上昇。(日本蕎麦協会版『そばの栄養』1998)
舌触りの良いニ八そばは、栄養的にも優秀です。

 

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