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農産物(県産品)

米(Rice)

2014年11月18日(火)

毎年、秋になると県内各地に豊かな実りの宝庫が広がります。生産者が大切に育てたお米が毎日の私たちの食卓にならぶまでをご紹介しましょう。

 

米

  たわわに実った黄金色の稲穂が頭を垂れ、収穫の

  時期を待っています。

県内を気候や風土に合わせて3つのエリアに分類し、各地域に適切な品種を作付しています。例えば7月下旬には温暖な天草地方から早期米の「コシヒカリ」が出荷され、8月下旬になると平坦地から「キヌヒカリ」、続いて9月上旬に阿蘇地方から高冷地産の「コシヒカリ」が出荷されます。そして10月になると「ヒノヒカリ」や「森のくまさん」も登場し、おいしいお米が継続的に「リレー出荷」されていきます。 
 

栄養価 食品成分

(科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より引用 可食部100グラム当たり)  精白米

 ・エネルギー356kcal ・水 分15.5g ・蛋白質6.1g
 ・脂 質0.9g ・炭水化物77.1g ・灰 分0.4g
 ・カルシウム5mg ・リ ン94mg ・鉄0.8mg
 ・ナトリウム1mg ・カリウム88mg ・マグネシウム23mg
 ・亜 鉛1.4mg ・銅0.22mg ・カロテン0μg
 ・ビタミンB10.08mg ・ビタミンB20.02mg ・ナイアシン1.2mg
 ・ビタミンC0mg ・食物繊維0.5g  

注意:この成分値は、画面で紹介している農産物の分析値ではありません

 

生産の様子

 

播種田植え

◆播種

良質の「種もみ」を選び、発芽の準備を行います。まずは4~5日ほどたっぷりと水につけこみます。その後、種もみを播種(種まき)し、芽が出て小さな苗になるまで育苗箱で育てます。その間、光遮断用に遮光シートを利用することもあります。

◆田植え

播種後20日~30日、いよいよ田植えが始まります。太くて丈夫な苗を田植機で、1株ずつ丁寧に植え付けていきます。


 

収穫作業乾燥調整出荷

◆収穫作業

黄色いもみ(黄熟籾)が全体の9割程度になったら収穫適期。稲刈りの4~5日前から田んぼを乾かして準備を始めます。最近は稲刈り、脱穀、袋づめまで行う大型コンバインが登場し、作業効率が大幅にアップ。刈り取ったもみ米を一気にコンバインから、車の荷台にセットした専用の大量輸送袋(800キログラム用)に自動投入。そのまま共同乾燥施設へ運びます。
 

◆乾燥調整出荷

農家や生産組合が刈り取ったもみ米は近くのカントリーエレベーターに集められ、そこで乾燥・貯蔵・調製・出荷の作業を行います。荷受のあと、まず最初に約30%の水分を含むもみ米を低温の風を送り込みながら15%以下までじっくりと乾燥させます。そして安全に貯蔵管理されたサイロ(貯蔵乾燥ビン)からもみ米を取り出し、籾摺り(もみすり)調製。すりたての玄米が袋詰めにされて出荷され、販売店で精米してから皆さんのところに届きます。

 

生産の工夫

 

代かき中干し自然循環型農業

◆代かき

育苗箱のなかで丈夫な苗を育てている間、田んぼでは田植えの準備を行います。肥料や堆肥を与え、水を引き、表面を耕しながら平らにしていく「代かき」を行います。

◆中干し

7月下旬頃になると3~7日間ほど水田の水をぬき、ヒビがはいるくらいに土を乾かします。これが「中干し」という作業。土の中のガスをぬいて空気中の酸素を取り入れることで、丈夫なイネが育つようにします。また、小さくて不要な茎を取り除くことができるので、穂ぞろいを良くし倒伏防止にもつながります。

◆自然循環型農業

稲刈り後のワラは畜産農家が飼料として買い取ります。そして農家はこの畜産農家から家畜糞堆肥(有機物)を購入し、田んぼの土に養分を補っています。県内にはこのような自然の恵みを生かした自然循環型の農業を目指す生産者がたくさんいます。


食品の栄養や機能性 

 

備考

◎県内の水稲うるち品種別作付面積の第一位はヒノヒカリですが、ヒノヒカリとコシヒカリを交配させて熊本県が独自に開発、育成した新品種「森のくまさん」が平成11年にはコシヒカリを抜いて第2位にランキングされました。以来、同品種は徐々に作付け面積を拡大し、平成14年には全体の15パーセント、約5,960ヘクタールの作付シェアを占めました。さて、ツヤ・香り・粘りの三拍子そろったおいしいお米として人気を集めている「森のくまさん」ですが、皆さんはその名前の由来をご存知ですか。「森の都、熊本で生産したお米」という意味が込められています。


 

 

米の豆知識

米

◎保存方法
お米は常温で保管すると、カビや害虫がつきやすくなり、同時に味や栄養分も失われがちです。台所の流し台の下やガスレンジの周囲には置かずに、冷蔵庫のような場所で保管することをおすすめします。特に気温が高く、ジメジメした時期は要注意。米びつはまめに掃除するようにして下さい。

◎おいしい食べ方
和風、洋風、中華風…どんなおかずにも相性ピッタリ。魚、肉、野菜、卵などと一緒にお米を食べて、体に必要な栄養素をバランスよくとりましょう。
 

 

 

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