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農産物(県産品)

バラ(Rose)

2014年11月18日(火)

世界中で愛されるばらは「花の女王」と呼ばれ、甘く優雅な香りと美しい輝きを放ちます。赤、ピンク、黄色、白など、豊富なカラーバリエーションを誇り、その魅惑的な芳香はアロマテラピー(芳香療法)でもおおいに活躍しています。

 

ボリュームのある花に育てられた熊本のばら。花色が鮮やかで、バランスが良く、日持ちが良いことで知られています。

ボリュームのある花に育てられた熊本のばら。花色が鮮やかで、バランスが良く、日持ちが良いことで知られています。

古代ギリシアから続く長い歴史のなか、複雑な品種交配を繰り返しながら、現在のばらが生まれました。高さ5mを越えるツルばらや木ばら、一輪咲き・房咲き、大・中・小輪、季咲き・四季咲きなど、今も多種多様なばらが存在し、たくさんの新品種が世界中で研究・開発されています。県下では熊本市や玉名地域などを中心に生産され、夏場には高冷地の阿蘇地域から高品質の切り花が出荷されるなど、県下全域で盛んにばら栽培が行われています。


 

生産の様子

土耕栽培剪定(折り曲げ法)
◆土耕栽培
バラ栽培の方法はいくつかあり、その一つに「土耕栽培」が挙げられます。これは最も基本的な栽培方法で、ほ場(畑)に肥料を与えて、畝(うね)をつくり、そこに水を送るためのチューブをひきます。雑草などを抑制するために畝の上にワラ等を用いる場合が多く、そこに苗を定植して育てます。
◆剪定(折り曲げ法)
阿蘇地域などの高冷地を除く県下の栽培農家は、6月~8月にかけて、株の背丈を低くするために剪定を行います。すべての枝を切り取る方法もありますが、最近は、株にショックを与えないように工夫された「折り曲げ剪定」が導入されています。これは、できるだけ枝や葉は切り取らずに、ある程度の高さで枝を折り曲げながら剪定する方法で、折り曲げた部分からは再び新しい芽が伸びだしてきます。


 

生産の工夫

 

施設栽培土づくり
◆施設栽培
ビニールハウスやガラスハウスなどの施設を使用し、県下では年間を通してバラ栽培が行われています。冬場には暖房を入れたり、ハウスの内側にビニールカーテンを張るなどの保温対策が整えられており、夏場の高温対策には、日差しをさえぎるための工夫も施されています。
◆土づくり
バラは一度植え付けたら、数年間は同じ株から採花を行います。そのため、バラの根が広く深く張るよう十分な排水対策を施したり、土を深く耕すよう心掛け、さらには自家製たい肥を土壌に与えるなど、長期にわたり力強くバラが生育するために、より良い土づくりに取り組んでいます。

 

備考

ヨーロッパから西アジア、およびコーカサス地方、中国などが原産で、これに地中海沿岸のバラなどと改良が進み、今日のような豊富な色彩のバラが登場するようになりました。
 

ばらの豆知識 

豆知識

◎世界中で愛されるばら
ばらは古代ギリシアの壁画に描かれています。中国でも李白の詩をはじめ、多くの芸術作品のなかで登場しています。また、華やかな宮廷文化が栄えたフランスでは、花の色形を愛でるだけでなく、その香りをもとに香水が発達しました。

 

◎花言葉
「愛情・熱愛・満足・美」など。花色によってさまざまな意味が込められています。6月の誕生花です。

 

◎ばら祭り
熊本県農業公園(菊池郡合志町)では、ばらの満開期に「ばらまつり」が華やかに開催されます。

 

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