総合トップへ
ホーム  >  農産物(県産品) [ 農産物一覧 ]  >  アイリス球根(Iris bulbs)

農産物(県産品)

アイリス球根(Iris bulbs)

2014年11月18日(火)

外周が6.5~10センチほどのコロンとしたアイリス球根。丸っぽい形でちょっとチューリップの球根に似ています。アイリスの花々が美しく咲き誇るのは、愛情たっぷりに育てられた球根がしっかりと大地に根を張っているからです。

 

「われわれの顔が見えるアイリス球根の産地でありたい」と抱負を語る生産者たちは、全国のアイリス栽培農家が安心して使える高品質の球根をつくっています。

「われわれの顔が見えるアイリス球根の産地でありたい」と抱負を語る生産者たちは、全国のアイリス栽培農家が安心して使える高品質の球根をつくっています。

昭和40年に芦北地域で水田裏作として、アイリスの球根栽培が始まりました。暖かい熊本で栽培された球根は富山県や新潟県などの寒冷地産より促成能力に優れており、早期出荷用として全国で人気があります。生産量は約1,580,000球(H16年)で、そのすべてを同地域で生産しています。栽培農家の人たちは移植機や球根掘り取り機などを導入し、省力化・低コスト生産に努める一方、病害虫の発生を防ぎながら強くて丈夫な球根づくりに取り組んでいます。

 

 

生産の様子

 

定植抜き取り防除

◆定植
定植の時期は9月中旬~10月上旬。昨年、球根を収穫するときにとっておいた健全な木子(きご)を畑に植え付けていきます。木子の大きさは品種によって違いますが、大きいもので5グラム、小さいもので2グラム程度。一度にたくさん必要なので、農家の人たちは自宅の乾燥小屋からたくさんの木子をトラックに乗せて畑に運んできます。

木子-生長した大きな球根の下部に付いている2~3個の小さな赤ちゃん球根(子球)のこと。
 

◆抜き取り防除
定植後の管理作業の一つです。「切り花用のアイリスは植え付けて3ヶ月で収穫できるけど、球根の場合は6ヶ月もかかるので、その分病気になりやすい」と話すアイリスの球根生産者たち。芦北地域のアイリス部会では1月~5月まで毎月1回、定期的にほ場(畑)で生育状況の検査を行い、病気が入っているような球根は早期に株ごと抜き取ります。
 

 

収穫乾燥出荷作業
◆収穫
5月下旬~6月上旬にかけて、球根の茎葉が自然に倒れてきたら収穫適期。あまり早く掘ってしまうと、あとで花が咲かなかったりするので「充実した球根かどうかをピシャっと見定めることが大切」とある生産者は話します。掘り取り機械で葉っぱを巻き込まないよう事前にクルクルっと地上部を結んでおき、晴天の日に一気に球根を収穫します。「昔は土の中深くに植えてある球根を一つひとつ手作業で掘り取りよったとよ」と話す年配の生産者たち。近年は機械化が進み、ほとんどの農家で省力化が図られています。
 
◆乾燥出荷作業
収穫した球根をいったん自宅の倉庫に運びます。そこで結んでおいた茎葉の部分をつり下げて、直射日光の当たらない風通しの良い場所で2週間ほど追熟・乾燥させます。そして来年の種付け用の木子を外す作業を終えたら、傷や劣化した球根を取り除き、茎や根を切りそろえて出荷準備。手際良く作業を進める農家の人たちは、1人で1日100キロもの球根を出荷調整しています。コンテナの中の球根は近くの共同集荷場に集められ、そこで規格ごとに選果・選別を行ったあと、ケースごとトラック便で関東、関西方面などの種苗会社や農家に送り出されます。この乾燥出荷作業は収穫後の6月中旬から始まり、7月上旬まで続きます。 

 

アイリスの豆知識 

アイリス球根2

◎アイリスの球根
アルジェリア、モロッコ、スペイン、ポルトガル地方に自生するものを中心に交雑されて作り出されています。

 

◎アイリスの花々
花壇や鉢植え、切り花用として楽しめます。花言葉は「恋のメッセージ・あなたを大切にします」など―。

アドビリーダーダウンロードボタン
新しいウィンドウで表示
※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。