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農産物(県産品)

梅(Japanese Apricot)

2014年11月20日(木)

春の訪れとともに可憐な花を咲かせます。そして豊かな香り、柔らかい果肉を誇る県下の梅は6月頃から収穫期を迎え、梅干し用のほかジャムや梅酒に利用されます。

 

梅(Japanese Apricot)

  赤く色づいた南高梅。市場出荷分は箱詰めし、

  梅干し用は塩漬けにします。

熊本県では、フルーティーな香りが自慢の「南高」という品種を熊本市を中心に栽培されています。数多くの加工品も販売されており、地域の特産品としてその名をますます高めています。また、疲労回復に効果がある農産物として昔から広く利用されてきました。県下の生産者たちはよりよい梅をおいしく提供するため、いつも丹精込めてつくっています。

 

 

 

 

栄養価 食品成分

(科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」より引用 可食部100グラム当たり)  うめ 生

 ・エネルギー28kcal ・水 分90.4g ・蛋白質0.7g
 ・脂 質0.5g ・炭水化物7.9g ・灰 分0.5g
 ・カルシウム12mg ・リ ン14mg ・鉄0.6mg
 ・ナトリウム2mg ・カリウム240mg ・マグネシウム8mg
 ・亜 鉛0.1mg ・銅0.05mg ・カロテン240μg
 ・ビタミンB10.03mg ・ビタミンB20.05mg ・ナイアシン0.4mg
 ・ビタミンC6mg ・食物繊維2.5g  

注意:この成分値は、画面で紹介している農産物の分析値ではありません

 


 

生産の様子

 

開花収穫

◆開花

2月中旬~3月下旬にかけて梅のつぼみがふくらみはじめます。南高梅は、ほかの品種、花粉を交配させて、より品質の良いものを生産するため、この時期、農家の人は巣箱を梅園に設置し、ミツバチによる交配を促します。「ミツバチは暖かい日にしか活動しないので、その時期に悪天候が続くと、大きく収穫に影響してくる」と生産者は話します。

◆収穫

県内では、6月中旬頃から南高梅の収穫を始めます。写真左のように一つひとつ、丁寧に手でもいでいくほか、赤く色づいた南高梅が自然落果して痛まないよう、収穫用シートを梅園に張って収穫します。その後、近くの農協でサイズや等級ごとに選別し、市場へ出荷する分は箱詰め、梅干し用は塩漬けにします。


 

梅干し 天日干し梅干し製品

◆梅干し 天日干し

水洗いして、塩漬けにしたあと、1~2ヶ月以内に土用干し(7月20日頃)を行います。土用干しとは、簡単に言うと「梅の日光浴」。天気の良い日に3日間ほど、真夏の太陽の下で天日干しにすると、白梅干しができあがり、それぞれの特徴ある味に仕上げられていきます。

◆梅干し製品

県内では、地元で生産された大粒の完熟南高梅を使用した梅干し製品が数多く製造されています。


 

生産の工夫

剪定

◆剪定

太陽の日差しが梅の木の隅々まで十分に差し込むよう、また、高品質のおいしい梅を育てるために、生産者たちは冬が訪れる前にせん定作業を行います。


 


 

備考

◎「うまか梅(ばい)」
JA熊本市の完熟南高梅を原料とした梅干し「うまか梅」はあっさり味とまろやか味など数種類が販売されています。自然塩に漬け込んだ一粒一粒はお茶受けや酒の肴にピッタリ。「アルコールを飲んだ翌朝に食べる」という人も。塩分控えめのヘルシー梅干しです。



食品の栄養や機能性

 

 

梅の豆知識

梅(Japanese Apricot)

 梅の酸味成分であるクエン酸には体内で代謝を活発にし、乳酸という疲労物質
の分解を促進する効果があります。そのため、梅を食べると筋肉のこりがほぐれ、
疲れが解消されます。
 また、梅の酸味には消化液の分泌を高め、消化をよくしたり、食欲を増進する
作用があります。梅には、このほかにもビタミンA、B1、B2カリウム、鉄、食
物繊維なども含まれています。 
 酸味の強いものを口にすると唾液がたくさんでてきますが、この唾液の中には
パロチンという老化防止のホルモンが含まれています。したがって唾液を多くだ
すことは、若さを維持するために大いに役だっているのです。


 
○梅の選び方
 梅干しに使うときは、皮がやや黄色く熟し、中粒から小粒くらいの大きさのふ
っくらとしたものがおすすめです。肉質が厚く、種が小さいものが適しています。
最近は、皮が柔らかい南高梅も出回るようになりました。
 梅酒用にはするときは、皮が鮮やかな緑色をしていて、硬めの青軸梅などを選
んでください。
 購入したら、あまり時間をおかずに加工したほうが品質のよいものができます。

 

★★★梅農家のおばちゃんのおすすめレシピ★★★
 簡単で重宝する梅酢みそ
 
 材料
  梅  1キロ
  みそ 1キロ
  砂糖 600g
 作り方 
  梅は、洗って水気をよく切っておきます。
  熱湯をかけて乾燥させておいたびんに、梅、砂糖、みその順に入れる。
  ふたをゆるく締めて冷暗所におき、途中2,3回かき回して、1週間前後
    寝かせると完成。
  梅を長く入れておくと梅酢がですぎてとろみがなくなるので、頃合いをみて
    梅は取り出す。
  夏野菜にかけたり、ドレッシングとしても最高。お試しください。
     
       情報提供:熊本県食品加工研究所(専門技術員)
             電話:096-368-3600



 

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