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くまもと食・農ネットワーク運営委員リレーコラム

くまもと食・農ネットワークリレーコラム【第94回:藤川貴臣委員】

2017年2月15日(水)



 くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員や関係者によるリレーコラムを掲載しています。

 第94回目は、玉名市天水町の果樹農家 藤川貴臣委員です。

 

 「柑橘類の生産と販売を通して相対する皆さんの笑顔を創造する」を経営理念に、お客様はもちろん資材会社、流通会社、小売店、従業員も含めたフジファームに関わる全ての皆さんの笑顔が目標です。

 藤川貴臣

 

「九州食の展示商談会 in 福岡 に参加して」

 

1月に入り「この冬一番の寒気が降りてきます。」という予報を聞くたび、昨年1月の大寒波を思い出し、樹上越冬しているシラヌイ(デコポン)の心配をしていましたが、14日より収穫を始めました。 シラヌイは露地物を貯蔵、熟成した 4月以降に出回るものを食べてみてください。酸が糖に変わり、旨味が増し、しっとりした食感でシラヌイに対するイメージが変わると思いますよ。

個人販売に移行して4年、いかにお客様に喜んで頂くかを追究し、「柑橘類の生産と販売を通して相対する皆さんの笑顔を創造する。」を経営理念に掲げています。お客様はもちろん、資材会社、流通会社、小売店、従業員も含めたフジファームに関わる全ての皆さんの笑顔が目標です。

118・19の両日、新たな販売先の開拓と出会いを求めて、福岡国際センターで開催された九州食の展示商談会に出展してきました。くまもと産業支援財団、地元玉名市6次産業推進室の支援を受け、昨年から準備を開始し何とか間に合わせることができました。


展示会2

展示会1

 

 大手量販店から名門百貨店、こだわりの小売店にネット販売会社など多くの来場者と率直な話ができ、商談も進めることができました。

 そこで感じたのは商品に力があるかということです。我が家のとっておきのミカンで作ったプレミアムミカンジュースの販売を名目に出展したわけですが、実はミカン自体を売り込むことが大きな目的でした。

  1月の展示会ということで、ミカンを実際に試食してもらい、流通、販売業者がどのような反応をするか知りたかったのです。現在フジファームの販売はスーパーや外食チェーンに直接卸し、消費者に届けるという形態が中心になっています。扱って頂く業者さんにまず第一のファンになってもらうことから始めます。毎年、担当者だけでなくその会社の皆さんから個人的に買いたいと注文をいただきます。ですが最初は大変でした。市場流通の概念を取っ払い、出荷時期や等階級にしても私がそれまで蓄積してきた経験や技術、お客様とのふれあいの中で感じた思いをミカンに託しますが、すぐに理解してもらえるものではありませんでした。今では納得したものを届けるために市場流通するものと同じ品種でも1月以上出荷時期がずれているものもありますし、市場では流通しない3Sサイズの小玉ミカンまで正規品として販売しています。

 

 

 ここ数年取り組んでいるのがとんこつラーメンのダシをとった後の豚骨で肥料を作り、その肥料を活かしたミカンを作ることです。肥料屋さんの研究の成果があってこその取り組みです。美味しいミカンを作るためにはリン酸肥料が大きな役割をしますが動物性で有機質、しかもとんこつラーメン由来なので安心して使えます。展示会でも「とんこつミカン」というネーミングのインパクトは凄く、多くの方の足を止めて頂きました。

ミカンの生産量は最盛期に比べると5分の1にまで減ってしまいました。これを何とか増やしたい。そのための第一歩としてお客様とのつながりを大切にフジファームのミカンを広めていきたいと思います。

 

 

 パンフレット

 

 

 

 

 

 

 


 

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