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くまもと食・農ネットワークリレーコラム

くまもと食・農ネットワークリレーコラム【第119回 芹川 惠 委員】

2019年11月22日(金)

 食で繋がる地域活動

 

                                                      くまもと食・農ネットワーク運営委員

                              熊本県食生活改善推進員連絡協議会 副会長 芹川 惠

 

食育活動の様子1

 

 私たちが毎日生きていく為に、食事は必要不可欠なものです。食べるということは、単にお腹を満たすのではなく、必要な栄養を摂取することだと思います。 栄養摂取の目的には、「(1)細胞をつくること」「(2)生きるためのエネルギーを作ること」「(3)家族や仲間とのコミュニケーションづくり」の3つがあります。
 現代の日本には、お金を出せば手に入らないものは無いくらい、豊富な食材が満ち溢れており、インスタント食品やレトルト食品の充実、さらに外食産業も発展していて、食べたいものをいつでも手軽に口にすることができます。しかし現実には、日本人の健康は大きな問題を抱えています。例えば、一日のスタートに大切な朝食を抜き、二食の人。スナック菓子・清涼飲料水・インスタント食品に頼りっきりの人、夕食は持ち帰り弁当や外食が主な人などの食生活からは、貧血・低栄養・高血圧等の生活習慣病を患う人が増加傾向にあります。
 
 
 『食生活改善推進員連絡協議会(※)』は「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに掲げている団体の為、子どもから高齢者と幅広い層を対象に、食育活動を各地域の中で実践しているところです。活動は園児のおやつ作り、児童と保護者との食育講和と調理実習、中高校生との郷土料理の調理実習、高齢者との健康講話と時短料理実習など、対象者に合わせた内容での実施を心掛け、毎回工夫を重ねています。最近の食物アレルギーには、会員の知識を高め、対応に努めています。
 


 新規事業として、災害復興支援活動があります。熊本地震の教訓を生かし、災害時の栄養管理を踏まえ、災害後の健康管理・医療費削減を目的とした事業です。これも食育活動と同様に、各世代に適した防災講話とパッククッキング調理、ローリングストック活用方法や余裕がある場合は手作り防災グッズの作りと拡大した事業に取り組んでいます。今後も食を通して、地域に根差した普及活動に努めたいと思います。

 

 

きゅうりを切る子ども達と見守る推進員達児童と保護者の調理実習の様子中学生との郷土料理の調理実習

活動の風景(1)

「きゅうりを切る子ども達とそれを見守る推進員達」

活動の風景(2)

「児童と保護者の調理実習」

活動の風景(3)

「中高校生との郷土料理の調理実習」

 

※熊本県食生活改善推進員連絡協議会とは
 ボランティアの食生活改善推進員によって構成されている組織です。市町村単位で食生活改善推進協議会が結成されていて、それぞれの協議会が「食生活の改善その他健康づくりに関する事業を推進すること等により国民の健康保持増進に寄与すること」を目的に自主的に地域で活動しています。平成17年施行の「食育基本法」で、推進員は「食育アドバイザー」(地域における食育推進の担い)を併名されました。子どもから高齢者まで、健全な食生活を実践することのできる食育活動にとりくみ、食事バランスガイドの普及・地産地消・郷土料理や行事食、食文化の継承などという大きな視点から食育を捉え、健康づくり活動を進めています。(一般財団法人 日本食生活協会HP参考)

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