パイプラインとは、農業用水を圧力管路により送配水する施設であり、管路と付帯施設(仕切弁や空気弁等)から構成されています。
パイプラインの特徴は次のとおりです。
(1)パイプラインは圧力管路であるため、水圧を有効に利用することができます。
(2)開水路に比べると、複雑な地形での路線選定が可能であり、ポンプ等との組み合わせにより従来不可能とされていた地域への送水が可能となります。
(3)給水栓の開閉操作だけで水管理が行える方式となるため、水管理の省力化及び節水を図ることができます。
(4)管路は埋設するため、水路用地を節約できます。