農村女性起業とは、一般に、女性が主体となり農業生産・加工・販売活動等の経済活動を行っている個人やグループをいいます。
具体的には農産物の加工・販売、朝市、農家民宿等があり、農村のこだわりを活かした経済活動が展開されています。また、農村女性起業は多様であり生活面では「女性の生活の質の向上」、「農村生活の再評価」、経済面では「女性の経済的自立」、「地域経済の活性化」、地域社会においては「女性の社会的地位の向上」、「地域社会の活性化」といった面で一定の役割を担っています。
県内においては平成16年で210の女性起業グループと155の個人起業が、農産加工活動や直売所活動を展開しており、県では、がんばる女性農業者バックアップ事業により経営内容や加工技術の高度化支援を進めています。