熊本県 防災ハンドブック 津波災害から身を守る

こうして起こる!津波発生のメカニズム

地震が起こったら津波に注意を!

●海底下で大きな地震が起こると、海底の地盤が隆起したり、沈降したりします。

●これに伴って海面が変動し、大きな波になって四方に伝播するものが津波です。

●津波は陸上をかけ上がったり、川をさかのぼることもあり、大きな被害をもたらします。

津波災害発生の事例

熊本県でも津波の被害を受けたことがあります

●海に囲まれている日本では、これまで何度も津波に襲われ、大きな被害を受けてきました。

●海に面している熊本県でも、津波による被害を受けたことがあり、当時の惨状を伝える供養塔 や教訓碑が建てられています。

●熊本県には、津波による浸水被害を受ける危険性が高い海抜ゼロメートル地帯が広がって おり、備えが必要です。

【熊本県の主な津波災害】

744年(天平16年)6月6日
津波種別:沿岸での近地地震による津波
津波高:不明
主な被害:人1520余、田290余町、民家470余

1792年(寛政4年)5月21日
津波種別:眉山の山体崩壊(島原大変)による津波
津波高:10~20m程度
主な被害: 死者約5100人

日頃の備え

備えることで危険は減らせます

早めの予防的避難を!

●津波の速さは海が深いほど速く、深海ではジェット機並みの速さです。

●津波の高さは海岸や海底の地形などに影響され、想像以上の高さになることもあります。

●津波は2回、3回と繰り返し襲ってきます。また、第1波が必ずしも最大であるとは限りません。

●地震の揺れが小さくても津波が来る場合もあります。

避難の準備

●避難場所や高台の位置、避難経路を確認しておきましょう。

●避難時にすぐ持ち出せるように、非常持出品を準備しておきましょう。

津波が発生しそうなときは

避難のポイント

●地震の揺れがおさまったら、すぐ高台や津波避難場所に避難しましょう。

●海岸から、「より遠く」ではなく「より高い」場所へ避難しましょう。

●渋滞中に津波に巻き込まれるおそれがあるので、原則として車は使わず、徒歩で避難しましょう。

●津波は繰り返し襲ってくるので、避難しても気を緩めず、第2波、第3波に注意しましょう。

●テレビ、ラジオ、防災行政無線などから正しい情報を入手しましょう。

津波てんでんこの教え

東北の三陸地方では、過去に何度も大津波を経験していることから、「津波てんでんこ」という言い伝えがあります。
これは、津波が来たら、人にかまわず「てんでんばらばらに逃げろ」という意味で、わき目もふらずに避難しなければ助からないという教えです。

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