熊本県 防災ハンドブック 地域を守る!自主防災組織

自主防災組織とは

●右の表は、阪神・淡路大震災のときに、生き埋めになったり閉じ込められた人が誰に救助されたかを示したものです。およそ9割の方が自力・家族(自助)、もしくは、近所の人などの助け合い(共助)で助かっています。

●大規模な災害になればなるほど、消防・警察・自衛隊をはじめとした公的機関などによ察・自衛隊をはじめとした公的機関などによる救助(公助)には限界があります。このため、災害から命を守るためには、『自助』『共助』災害から命を守るためには、『自助』『共助』が極めて重要になります。

●自主防災組織とは、「自分たちの地域は自分たちで守る」ことを目的に、結成された組織をいいます。少しでも災害の被害者を減らせるよう、それぞれの地域で結成しておく必要があります。

自主防災組織の活動

●まず、地域の危険箇所を確認し、どのような災害が起こりそうかを予測し、災害が起きた際には、誰がどういう役割を行うのかなどについて、具体的に決めておく必要があります。

●また、継続して活動することが大事なので、どうすれば多くの住民が負担を感じることなく参加できるかを考え、活動計画を立てることが重要です。

避難に支援を要する人たちを守るために(避難行動要支援者)

●ひとたび災害が発生すると、高齢者や障がい者などが避難できずに、犠牲になる可能性があります。災害時に何らかの手助けを要する人は「避難行動要支援者」と呼ばれ、高齢者、障がい者、乳幼児、妊婦、傷病者のほか、日本語が理解できない外国人なども含まれます。

●こうした人たちを守るには、常日頃から地域の避難行動要支援者の把握を行っておくことが大事です。災害時には、地域住民が協力し、支援しましょう。

平常時の支援

●車いすで移動しやすいなど、高齢者や障がい者などが住みやすい環境を整備する

●日頃のコミュニケーションを通じ、地域で支援が必要な人を把握しておく

●災害時の情報伝達や支援体制など、具体的支援方法を確認しておく

●防災訓練や講習会へ参加し、災害時の対応の仕方を学んでおく

災害時の支援

●災害の現状や今後の見通しなどについて適切に情報提供する

●避難行動要支援者の立場に立った丁寧な避難誘導に心掛ける

●避難行動要支援者が孤立しないよう、声かけなどを心掛け温かい気持ちで接する

活動している方々の紹介

「黒髪校区第4町内自主防災クラブ」の取り組み

●このクラブは、災害時要援護者支援マップを活用し、住民が避難場所へ集合する際の道順の確認や避難誘導訓練などを実施しています。また、「一人暮し見守り表」を作成し、災害時の支援のみならず、日々の生活での支援も行っているそうです。

●住民向けの各種マップを作成し、町内各所の避難場所や井戸・消火栓の場所、標高・道幅で色分けされた道路、電柱などの位置などを記しています。

●マップ作成後には、浸水に備え各所に標高標識を設置。緊急車両の速やかな通行を妨げる電柱などの移動にも意欲的に取り組んでいます。

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