| ●安定的な食料供給 |
| 我が国の食料自給率は、昭和40年度に73%でしたが、平成10年度には40%まで低下し、その後は横ばいで推移しています。 |
| ●多面的機能の発揮 |
| 農業・農村の多面的機能とは、国土の保全、地下水源かん養、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承など農村で農業生産活動が行われることにより生ずる、食料やその他の農産物の供給の機能以外の多面にわたる機能のことをいいます。
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| 農業・農村の多面的機能のイメージ |
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| ◎国土の保全 |
| 農用地には、大雨時に土砂が流れ出すことを防ぐ機能や水田に雨を一時的にためることにより河川の氾濫を防ぐ洪水防止等の役割があり、自然災害から私たちの暮らしを守っています。 |
| ◎地下水かん養 |
| 水田は、かんがい期に貯留される水が地下へ浸透することにより、地下水かん養の機能があります。 |
| ◎環境への負荷の除去・軽減 |
| 農作物には光や熱を吸収し気温を下げる働きがあり、また、田や畑などの緑地では炭酸ガス吸収、酸素発生、大気中の汚染物質吸収などの働きがあります。 |
| ◎生態系の保全 |
| 県内の田畑やため池などは、様々な生物の生息の場所であり、野生植物の保護など自然環境の保全に大きく貢献しています。 |
◎景観の形成 人の心を和ませる農村の景観は、長い時間をかけ、人が農業生産活動を通じ自然と対話する中で景観が形成されています。 |
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| ◎文化の伝承 |
| 祭りなどの年中行事や祭事、民謡、料理といった本県が誇る伝統文化は、今も農業生産活動を通して地域の人々によって伝承されています。 |
◎保養・教育 県内の農業や農村空間は、都市住民をはじめ県内外の人々に良好な憩いの場、レクレーションの場を提供しています。また、食料生産の場である農業やそれをとりまく自然の大切さなどを学ぶ、体験学習の場としての役割も有しています。 |
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| 農業・農村の多面的機能の評価(試算) |
※「保健休養・やすらぎ」については、全国の評価額を耕地面積比で按分。
全国欄は、日本学術会議が行った農業の多面的機能の評価(単位:億円/年間)
| 機能 | 全国 | 熊本県 | 構成比 |
| 洪水防止 | 34,988 | 1,277 | 52.6% |
| 河川流況安定 | 14,633 | 309 | 12.7% |
| 地下水かん養 | 537 | 9 | 0.4% |
| 土壌侵食防止 | 3,318 | 78 | 3.2% |
| 土砂崩壊防止 | 4,782 | 134 | 5.5% |
| 有機性廃棄物処理 | 123 | 4 | 0.2% |
| 気候緩和 | 87 | 2 | 0.1% |
| 保健休養・やすらぎ※ | 23,758 | 613 | 25.3% |
| 合計 | 82,226 | 2,426 | |
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