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野菜づくりの基礎知識

栽培管理技術タイトル

 

 1)施肥(元肥、追肥)

 肥料の施し方参照。
(1)堆肥や石灰を全面に散布します。(播種または定植7~10日前)。
(2)スコップや管理機等で十分混ぜます。
(3)植え付けの3~7日前に施肥を行い、必要に応じて畝を作ります。

<元肥の施し方>
 元肥の施用の仕方には、畑の全面肥料法を散布する全面施肥法と定植位置のところに溝を掘って肥料を施用後、埋め戻しを行う溝施肥法があります。
 ダイコン、ニンジン、ゴボウなどの根菜類は、種の真下に元肥があると根が肥料により障害を起こし奇形(又根ともいう)になります。これらの野菜は、元肥や畝作り後数日経ってから種をまいた方が安全です。

【図11】元肥の施し方

【図11】元肥の施し方

 

<追肥の施し方>

 追肥は野菜の生育に応じて施します。最初は株元付近に、2回目以後は株からだんだん離れるように施し、

軽く中耕をしたり、通路の土をふりかけます。
 深ネギは、土寄せの時に追肥を行います。

 

【図12】追肥の施し方
【図12】追肥の施し方


 2)は種(播種種まき)

 畑に種を直播きをする場合、「ばらまき」、「点まき」、「スジ(条)まき」という方法があります。点まきは、うね幅と株間を決め、1カ所に2、3粒から4、5粒の種をまく方法で、ダイコン、ハクサイ、マメ類等で行います。スジまきは、うね幅、条間を決めて一直線あるいは細い帯状に種をまく方法です。ニンジン、ホウレンソウ等の場合にこの方法を用います。
 種まきのあとは、種の大きさの3~5倍くらいに土をかけます(覆土)。覆土は点まきやスジまきの場合、すぐわきの土をかけ手で押さえたり、足で踏みつけたりしてある程度土を固めておきます(鎮圧という)。敷わらやかん水を行って、発芽を促す場合もあります。

【図13】種まき

【図13】種まき


 3)間引き

 野菜類が本葉1、2枚から3、4枚とだんだん大きくなっていく時、こみあわないように株間を広げます。この時、成長の遅れているものや、病害虫のついているものを除去する作業を「間引き」といいます。間引きは最終的な株間を決めるまで2~3回行います。

間引き1図

間引き2図

間引きのし方
【図14】間引きのし方

 

 4)中耕・培土(土寄せ)

「中耕」は、作物が育っていく途中で株のまわりの地表面の土を軽く反転させ、地下部に酸素を補給したリ、追肥した肥料を土と混ぜたりして生育を促します。
 「土寄せ」は、通路の土を作物の株元にかける作業で、間引きや追肥の後、あるいは台風のくる直前、雨が降った後などに行い、生育に応じて根の張りをたすけ、水ハケや株の安定を良くします。

 

 5)除草

 雑草の種は土の中で長期間生き残り頻繁に芽を出してきます。雑草がはびこって野菜の育ちが悪くならないよう手で取るか、中耕、培土作業で雑草の芽を出さないという方法もあります。マルチや敷わらも除草の効果があります。

 6)灌水(かん水)

 種まきや植えつけ後、あるいは生育期間中に作物が必要な水分を補給するために、水をやる作業をいいます。

 7)整枝・誘引

 栽培する野菜に適したようにツルや枝を切り除いて姿を整えることを「整枝」といいます。余分な芽を取り除くことを「芽摘み」といいます。これらの作業は野菜の種類、栽培の方法、畑の広さなどによって主枝を何本伸ばすのか、側枝は出すのか、芽は摘むのか、などで決まります。一般に、強い整枝は生育の初期に行い、生育の後半は株の勢いを落とさないように軽く行います。
 「誘引」は、つるありインゲンやキュウリなどのツル性の野菜の主枝や側枝を、決めた方向にもっていったり、支柱に結びつけて日当たり、通風を良くしたり、手入れをしやすくするために行います。
 剪定(せんてい)は、混み合っている枝や余分な枝を切り除く作業です。ナスでは主枝や側枝の元に出ている若い芽を伸ばすために枝を途中から切る「更新(切り返し)剪定」という方法がありますが、いわば枝を若返らせるための剪定です。

 

【図15】整枝 芽かきの方法
【図15】整枝 芽かきの方法

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